【レビュー】バナスク音楽批評 第1回:X JAPAN – Silent Jealousy(サイレントジェラシー)

音楽(楽曲レビュー、ライブレポ)

どうも、バナスクのED担当、ぎっちぽんです。

只今より、「バナスク音楽批評」の連載を開催する。

バナスク音楽批評とは、最近アーティスト気取りに拍車が掛かっているバナナスクーターズの連中が、様々な音楽を語っていこうという連載企画である。

第1回は最も聴いた回数の多い楽曲を語っていこうという事で選んだ楽曲が、

X JAPAN の「 Silent Jealousy(サイレントジェラシー)」である。


Silent Jealousy

この曲は僕にメタル(メロスピ、シンフォニック)の世界を教えてくれた恩師のような曲である。

あれは中学の頃だろうか・・・親の車の中で流れていたXJAPAN Fan’s Bestというアルバム2曲目に収録されていて、聞いた瞬間「なんて速い曲だ!」とAV女優の元彼のツルッパゲ芸人のように感じたのが第一印象。

(ちなみに1曲目はで、こちらも「これが高校野球の応援歌の原曲か!」とテンションが上がったのである。)

後でゆっくりYouTubeで聴いてみると、「速くて激しいのにクラシックのような美しさもあり、ギターソロが美旋律すぎて失禁しそう!ボーカルの声が恐ろしく高くてこれは声なのか?ナンジャコリャカッコヨスギル!」と感じて、聴けば聴くほどにのめり込んでしまった。

当時、B’zのLOVE PHANTOMが最高にカッコいい曲だと関心していたのを遥かに超えてしまった。

(LOVE PHANTOMもかっこいいけどね。でもイントロにステータスを振りすぎちゃってるんだよね)

とても1991年の懐メロとは到底言えない曲。この曲は我が人生で最も聴いた回数の多い曲で間違いない。

非の打ち所がない完全究極体。邦楽界のホーリーエンジェモン。

この曲の凄いところはイントロ~サビ~間奏はもちろんのこと、アウトロまで物凄くカッコいい旋律なのが末恐ろしい。正に各パート手抜きなし。

特にオーケストラのような数々の重奏でフィーナーレを飾るような展開のアウトロは印象的で、「曲の終わりがこんな神展開な曲は初めてですよ。」と当時は思った。

そしてボーカル、ギター、ベース、ドラム各パートの音がどれを取ってもカッコいいのである。

こんな曲を作ったYoshikiは天才だ。天才だからこそ、数々の伝説という名のわがままが許されるのである。

気になる方は「x japan 伝説」でググるとたくさんの武勇伝が出てくるので調べてみるがよい。

まぁ、メンバーを差し置いて一人だけアルバムジャケットになっちゃう時点で彼は天才である。

後世に語り継がれる幻想的名曲。多数のオマージュが存在。

Silent Jealousyは後世にも多大な影響を与えている。この曲をオマージュした曲が多数存在する。

有名なのがシンフォニックビジュアル系バンド、Versailles(ヴェルサイユ)の「The Revenant Choir」

Versailles / The revenant Choir [Official Music Video]

過去に生演奏を聴いた時は鳥肌実モノだった。その様子を書き綴ったブログは下記からどうぞ。

【ライブレポ】VISUAL JAPAN SUMMIT 2016|ビジュアルジャパンサミット2016で現実逃避

そして今や世界中をメタルで世直しているBABYMETALの「紅月」

BABYMETAL – AKATSUKI「紅月アカツキ」BLACK NIGHT HD1080p

どちらも高速に刻まれるギターリフ、脳汁タラタラになるほどの美旋律を誇るツインギターソロ、裏打ちのスネアと不規則なリズムで鳴り響くバスドラム、曲に高級感をもたらすピアノパートを駆使しSilent Jealousyの特徴をうまくオマージュしている。

ライブでも滅多に演奏しないレア曲!

ファンの間でも絶大な人気を誇るSilent Jealousyだが、Xのライブでも滅多に演奏されないのだ。

理由は明確。「難易度が高い」からだ。特にボーカルパートはBPM200に迫る高速ナンバーにも関わらず高音のキーを出し続けなければいけないので、TOSHIへの負担は大きいだろう。芸術の代償である。

そんな中でも個人的にベストテイクだと思うSilent Jealousyライブ映像を紹介しよう。

X JAPAN -「SILENT JEALOUSY」1992.1.7. (full screen 16:9)

この映像は1992年1月5〜7日に行われた東京ドーム3Daysライブ「破滅に向かって」の3日目の1曲目で披露されたSilent Jealousyである。

メンバーの出で立ちもビジュアルショック全盛期、TOSHIの声も3Daysの3日目とは思えないほど研ぎ澄まされており、演奏も当時のベーシストTAIJIが奏でる骨太なベースのおかげでHIDE&PATAのツインギターが際立つことができている。

後任のベーシストHeath加入後のSilent Jealousyは少し威力に欠ける。TAIJIのベースがSilent Jealousyの美旋律を支えていたのだとファンは気づいたのだ。

そんなドラマチックなストーリーを描いたSilent Jealousyという曲に出会えたことを心から感謝したい。

ちょっと余談:

恥ずかしい話だが、余りにこの曲が好きすぎて、オナニーのオカズにしてみようと思い「サイジェラオナニー」に挑戦した事がある。

結果はギターソロの1番気持ちいい部分で見事イク事が出来たが、今考えるとなんて狂気じみたことをしてしまったんだと暗黒歴史を反省している。

皆さんもサイジェラオナニーで血まみれの精子…いや天使を抱いてもI can not stop Silent Jealousy

Don’t you leave me alone…


X JAPAN BEST~FAN’S SELECTION

BANANA SCOOTER’Sブログ管理人。
ジャンクなグルメと一人遊びが大好きで、グルメと体験レポート記事をよく書きます。
好きな音楽のジャンルはハードロック、メタル、90年代J-POP。
好きな女性のタイプは全身サイボーグ。
グルメインスタやってます。
https://www.instagram.com/gitchpon/?hl=ja

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