どうも！映画評論家のおすぎむら昆です！
今週は救いようがないバイオレンス映画をテーマにレビューしていくわ！
「オーディション」【７０/１００点】
三池崇史って監督、皆さん知ってるかな？最近だと『ジョジョ』の実写版だったり『テラフォーマーズ』の実写版だったり、まさに「邦画界の不良債権映画請負人」のような感じになってしまった映画監督なんだけど、この人００年代はすごい監督だったのよ〜！なんたってあのマリリン・マンソンが「おめえ（三池）の血みどろバイオレンス映画出してくれ！」って言ったり、ヒップホップDJのフライング・ロータスが「もしヒマになったらワイにめっちゃイカれたPV作ってくれないスカ？」って頼んだり。
そんな三池崇史の全盛期の代表作がこれよ！もう怖い怖い怖い！痛い痛い痛い！この映画、後半以降はほぼ拷問場面なの！前半は（ちょっと不気味な雰囲気だけど）ラブストーリーっぽい雰囲気なんだけど、後半からはもう…正視に耐えない映像ばかり！あの石橋凌の目が！腹が！そして、足が！痛い痛い痛い！でも面白いわよ！ちなみにR-18だから良い子は見れないわよ！
まあ、この映画でも十分面白いけど、村上龍の原作はもっと面白いから映画が面白かったら見るといいわ！ちなみに『オーディション』を撮った後の三池崇史の次回作は『殺し屋1』の実写化！これもオススメ！
「GONIN」【９５/１００点】
この高得点、お分かり！？アタシ、たぶん「邦画」だとこの映画が一番好きかもしれないの！自分でも分かんないんだけど、おそらくね！周りの映画好きの子に聞いてもこの映画の「石井隆」って監督知ってる人が全然いないの！？もう、やんなっちゃう！もっと映画見なさいって！いやもう、他の映画じゃ見れないギラギラな雰囲気の佐藤浩市、同じくギラギラで艶感溢れる雰囲気のモッくん、金髪パンチドランカーというこちらも他の映画じゃ見れない椎名桔平、そしてバイク事故直後の“ヤバイ目”をしているビートたけちゃん！映画中の雰囲気もすごいのよ！実はこの映画、バブル崩壊の雰囲気を思いっきり反映された設定になっていて、渋いというか陰鬱というか。この映画の雰囲気が絶妙なの！さらにストーリーもすごい面白い！
石井隆って監督、元々は青年誌向けの漫画家なんだけど、それもあってかカメラワークとかもすごい痺れる！カッコイイ！そして圧倒的なバイオレンス描写！もう、何もかもが完璧なの！そしてあまりにも凄惨なラスト！この時のたけちゃんともう一人（あえて言わないわ！）が渋いんだわ、これが！このバイオレンス映画を見ないで「邦画」を語るなんて許さないわ！アタシがぶった斬ってやる！踏んづけてやる！
「セルビアン・フィルム」【５/１００点】
あ、これマジやばいくらいイかれた映画なんで見ない方が良いと思います。「コレ面白いから見てみ」とか友達が言ってきたら縁切って良いと思いますよ。ちなみにチ●コも凶器になるんですね。勉強になりました！
あ！オススメしたくなさすぎて、普通の男性の口調になっちゃったわ！やっぱりクスリは良くない！瀧ちゃん、反省しなさい！この映画の男みたいになっちゃうわよ！
「ノック・ノック」【７５/１００点】
いやもう、あの『スピード』『マトリックス』のキアヌがず〜と綺麗なお姉さん２人に拷問されるって映画なのよね！嬉しいんだか、痛いんだか！でも自業自得！やっぱり浮気は良くない！
「エイリアン：コヴェナント」【６０/１００点】
『エイリアン』と言えば、ちょっと映画観てる人なら確実に知っている映画シリーズよね！そんな有名シリーズを、一作目の監督であるリドリー・スコットが自ら、新起動と言わんばかりにサブストーリーを展開した『プロメテウス』、それに続く続編がこの映画『エイリアン：コヴェナント』ね！まあホント、全編に渡り血みどろよ！メジャーどころの映画とは思えないくらいの血みどろ！まさに阿鼻叫喚！まあヒマつぶしにはちょうど良いし、若干後味の悪いラストだけど…何回も言うけど「血みどろ」よ！
「カリギュラ」【２０/１００点】
ちょっと映画が好きな人なら「マルコム・マクダウェル」っていう人知ってるかしら？あの『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックスを演じた俳優さん！まあそんなマルコムが“騙されて”出演してしまった、なんと制作費およそ５０億円という超巨大制作費のハードコアポルノ映画がこの映画なの！まあ制作費はおいといてヒッドイ映画よ！陰部のドアップの数々と不自然なカット割り！ドシロートかな！？マルコムだけでなく、ヘレン・ミレンやピーター・オトゥールといった名優と言われる俳優たちも挙って…というか、こちらも“騙されて”出演してしまったいるこの映画！まさに無法時代の映画！バイオレンスもエロもすごいのは認めるけど…映画史に残るチ●カスよ！
来週の連載も楽しみにチンチンおっ立てて待ってるのよ！
映画評論「アンタのナマコに塩塗り込むわよ!」連載中！
好きな映画のジャンルはカルト系から一般エンタメ映画まで様々。
自身の男性器を素手で引き千切っているゲイなりの斜に構えた観点で映画をレビューして興奮している変態。
夢は帝国陸軍士官を主人公にしたヒッチコック風のサスペンス映画を監督すること。
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