こんにちわ、トノハジメです。
みなさん、スマイルしてますか?
さて、今回は「夏休みに見たい!?TONOが選ぶクソ映画セレクション3」
という内容でやっていきます。
ちなみに皆さん、このイカレタ国「日本」で、
年間に何本の映画が劇場で公開されているか知っていますか?
実は1000本超くらいなのだそうです。
年間で色々な名作が生まれている、っていうことですね。
しかし、すべてがまともな映画か、と言われると
そういうワケでもないみたいです。
ということで、皆さんの明日からのウンチクを提供する為に
今回は一人でも見たい、
魅惑のクソ映画を3本紹介しようと思います。
『ビジターQ』(2001年日本:三池崇史監督)
女子高生とのエンコーの実態をドキュメンタリーに撮るつもりが、家出中の娘・美貴と関係を持ってしまった元ニュースキャスターの父・山崎。外ではいじめられっ子、家では母親に暴力を振るう息子の卓哉。そして、息子の暴力から逃れる為、SM売春でクスリ代を稼ぐ母・恵子。そんな一家に、山崎の頭をカチ割ったことが縁で秀臣という若者が住みつくようになるが・・・
*
日本を代表するキチガイ映画監督、三池崇史による2001年の
ファミリー(?)映画。
あらすじをご覧になって、
何となく分かると思いますが、かなり常軌を逸した内容です。
映画の開始早々、僕が最近ネタDVDとして楽しんでいる
カンパニー松尾のハメ撮りAVのような一人称のラブホの場面で始まります。
恐ろしいくらいの生々しさの、
このラブホの場面でやりとりされているのは、
何と「自分の娘との援交」・・・
おぉ…ハード…
ちなみにその主人公のオヤジ役をやっているのは、
『マトリックス』の予告編のナレーションや、
最近、「可愛い系オヤジ」みたいな変なキャッチを付けられている遠藤憲一。
この場面ではほとんどチンポ丸出しです。
最近の遠藤憲一しか知らない人には嘔吐モノの演技が満載。
遠藤憲一好きの女の子たちに、
「んあぁ、気持ちいい・・・」と言って目をギラギラさせている
エンケン兄ヤンを見せてやりたいです。
「崩壊した家族の再生」というのがこの映画のテーマのようですが、
幸せなエンディングを迎えるまではとにかくエログロな場面が続く変態映画という素晴らしいクソっぷり。潔いとしか言いようがない。
ちなみに、この映画のクソ場面をざっくりまとめると・・・
- ババアのおっぱいを揉んでいると、奇跡が起こり母乳が出始める。
- 元愛人の素っ気ない対応にキレてレイプ。間違えて殺してしまうも、死体にムラムラしてしまい死姦。その後、死後硬直でおちんちんが抜けなくなってしまう。
- クスリでハイになったオヤジが、息子のイジメっ子の成敗の為に、超ハイテンションでイジメっ子をノコギリで殺していく。
どう?ヤバイでしょ?
ちなみに、最後の成敗の場面はYOUTUBEに動画が上がっていたので、
実際に見てみてヤバさをちょっと体験してみてください。
うひゃあ。。。
イッてるでしょう?
最近、『テラフォーマーズ』とかしょうもない映画しか撮ってない三池崇史ですが、
こんな路線に戻って欲しいなと思ったり思わなかったり。
兎にも角にも、日常をヌルく感じている人には必見の映画です。
『ゴースト・ハンターズ』(1986年米国:ジョン・カーペンター監督)
チャイナタウンへやってきたトラック運転手のジャックは友人ワンの婚約者ミャオを迎えに行くが、彼女はその途中で怪しい集団に誘拐されてしまう。2000歳を越える怪人ロー・パンがミャオをいけにえにしようとしていることを知ったジャックはワンや仲間たちとともに敵のアジトに乗り込む。しかし彼らの前には、妖怪や魔術の使い手が待ち受けていた!
*
『ゴースト・バスターズ』じゃないよ!
B級映画の名匠、ジョン・カーペンターが放つ、魔術とアクションと底ぬけのバカバカしさで描く名作クソ映画。
『遊星からの物体X』『ゼイリブ』などカルトな映画で人気を博すジョン・カーペンターという監督さんなのですが、何をどうしたのかこんなしょうもない映画を撮ってしまったのです。
一応、あらすじは書きましたが、さらに要約すると、
チャイナタウンに妖怪軍団が現れたので成敗する、というのが大まかなプロット。
この映画のすごい所は主人公ジャックが一切活躍しないこと。
ビビりで大雑把だが実はタフガイという設定ながら、そんな設定を見事に生かさないまま映画が終わってしまうのです。でも、やたら女性にモテる。
映画が終わった後に、おそらく8割の人が「あれ、コイツ何かしたっけ?」と思ってしまうのは間違いない。
ともあれ何故か、女性にモテている。ホントに何故?
そのかわりに主人公のお友達たちは、欠点だらけの主人公を埋めるかのように空を飛び、さらに魔術を使いと縦横無尽な活躍を続ける。
念の為、動画でも見てみましょう。
仲間の活躍と主人公のおマヌケっぷりが分かる迷場面。
さらに素晴らしいのが、その妖怪…もといワル魔人達の狂った設定。
「光」「雷」「雨」という3人のワル魔人がいるのですが、
これまたこの3人もあまりご活躍しないのです。(モチロン悪い方の活躍ね!)
この3人顔芸もすごいのが特徴で、見れば見る程ほんわかするという、
癒し系を先取りした3人なのです。
まさに、顔芸三傑。なんだこれは。
顔芸を見てて楽しいとしか言いようのない3人は本当に魅力的。
ちなみにこの3人のうちの1人「雷」は、
ふとしたきっかけで膨張を始めてしまいます。
この後どうなってしまうのかは、実際に映画を見てみましょうね。
ゴースト・ハンターズ [Blu-ray]
ちなみにこんなポンコツな映画とはいえ、
カーペンター監督自ら手がけたサントラはインチキ感が漂いつつも、
中々カッコよくて必聴です。
この映画欧米では一部の層に熱狂的に人気があるようで、
サントラの30周年記念版も発売されております。
ゴーストハンターズ 30周年記念盤【1500枚限定】
『シティーハンター』(1993年香港:バリー・ウォン監督)
シティーハンターこと冴羽りょう(ジャッキー・チェン)は、日本の新聞王から、香港で失踪した一人娘の清子(後藤久美子)を見つけ、東京に連れ戻すことを依頼される。冴羽は苦労して清子を探し出すが、スケボー少年たちに妨害され見失ってしまう。清子は超豪華客船ふじ丸の処女航海への招待状を手に入れ、男装してもぐり込んでみることを思いつく。パートナーの香(ジョイ・ウォン)が心配して、冴羽のマンションを訪れると・・・
*
ジャッキーが冴羽 獠!?
今までに実写で冴羽を演じた俳優が韓国のイ・ミンホと上川隆也だけかといわれるとそういうワケでもないのです。
実は始めて実写で冴羽を演じたことがあるのが、かのジャッキー・チェン。
1993年の公開当時、既に『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー』で
日本中の中学生を熱狂させていたジャッキー。
プロジェクトA エクストリーム・エディション [Blu-ray]
ポリス・ストーリー アルティメット・エディション 完全日本語吹替版(スチールブック仕様) [Blu-ray]
何を思ったのか、そもそも人種が違うのにも関わらず
日本の人気漫画『シティーハンター』の映画化に乗り出す。
ちなみにジャッキーがやる気になった理由は、
「冴羽獠に似ていると言われたことがある」
という理由だけ。・・・なんだソレ。。。
すごい所は『シティーハンター』として人気漫画の設定に則った展開になると思いきや、
内容に関してはいつものジャッキーコミカル演技と超絶ジャッキーアクション。
別に『シティーハンター』というタイトルじゃなくても良かったんじゃないの?と思う所ですが、
ジャッキーの漫画に対する思い入れの無さが
十分に伝わって来るのがとても可笑しい。
この映画にはかなり問題なシーンがあるのです。
それはジャッキーが『ストリート・ファイター』の格好で
ゲーセンでバトルを繰り広げるという場面。
しかも春麗(チュンリー)。。。
実際の問題の場面はこちら。
意外と様になっているのが腹たつ。
とにかく、この場面だけでも見るべき価値があるかもしれないクソ映画です。
シティーハンター SPECIAL VERSION ジャッキー・チェン 後藤久美子 RAX-901 [DVD]
どうです?クソ映画はまだまだこれだけではございません。
今後も発見していきたいと思います。
それでは、他メンバーのブログもお試しくださ〜い。
チャオ〜



BANANA SCOOTER’Sの用心棒兼コンポーザー。元民放テレビ局AD。自称・関東イチ映画とテクノ・ミュージックを愛する男。ダイエット中。またサブカルチャーへの造詣もかなりのもんです。趣味はディスクユニオンでポンコツCDを購入すること、どうでも良いことに対しての長い作文作成。
故にそんなブログを書くと思います。
しょうもない内容の記事が多いですが、本人曰く「至って真面目」に“しょうもない記事”を書いているとのことです。
コメント