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コラム

皆さん、『プーと大人になった僕』観ましたか?

本当に良い映画ですよ。何が良いかというと…

まあそもそもストーリーなんですが、ざっとこんな感じです。

《『プーと大人になった僕』ストーリー》

かつて「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。月日が流れ大人になった彼は、愛する妻や娘とロンドンで暮らしながら、旅行カバン会社のウィンズロウ社で多忙な日々を送っていた。しかし、忙しすぎるゆえに家族との約束も守ることができず、思い悩んでいた彼の前に、かつての親友プーが現れ……。

上記でも若干分かる通り、社会人にとっては日々日常を思わずにいられないオープニングで幕を開けるのです。しかもそれだけではなく、さらに遡るとクリストファー・ロビンは第一次世界大戦で従軍し、戦火を生き延びた元軍人…という生々しい設定まで。このように若干鬱気味のオープニングからラストまでのしっとり感動の展開は今年観た映画の中でも、(『くまのプーさん』というブランド性もあり)かなり大胆だと思いました。とはいえ、しっかりとハッピーエンドでしめるところはディズニーさまさまといったところでしょうか。


ディズニー・シネストーリー プーと大人になった僕 [ エリザベス・ルドニック ]

大人になったクリストファー・ロビンを演じているのは、バナスクのフロントマン・みんかとぅが大好きな映画『トレインスポッティング』のユアン・マクレガー。『T2:トレインスポッティング』の時のクソオヤジっぷりからは打って変わって、厳しい家庭で産まれアダルトチルドレンと化した勤勉・真面目な会社員“クリストファー・ロビン”を見事に演じています。

ちなみに、プーの英語版の声が(結構昔から)いつ聞いても慣れないので、今回は吹替版にて映画を鑑賞。クリストファー・ロビンの吹替を担当した堺雅人さんの声も「若干若くね」とは思いつつも勤勉・真面目にぴったりの声で、批判されることも多い吹替でもなかなかのクオリティでした。


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狂気の「くまのプーさん」

で、今回紹介するのは『プーと大人になった僕』ではなく、ディズニーが公式でアップロードをしている『くまのプーさん』のアーカイブ映像。

プーさんというと、「のんびり」「ちょっと抜けてる」というホンワカした雰囲気が特徴。『プーと大人になった僕』を観る為の前哨戦とばかりにいくつか鑑賞したのですが、一本だけかなり異質の動画が。異質…というか若干狂っているかもしれない。


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内容は「ハチミツのことで頭一杯になったプー」という、ただそれだけですが、ディズニー特有のセル画と(おそらく)CGを使ったよく動く映像。それはまるで、精神世界のようで、昔観たサイコサスペンス『ザ・セル』のようで、ホンワカを逸脱し若干狂気を感じます。

イメージ過多にも程が有ると言えますが、「ハチミツ」という一つのキーワードだけで2分半持たせるディズニーの底力は見事の一言。とはいえ、イメージが強烈すぎて…かなりぶっ飛んでいるような気がしますが…

 


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BANANA SCOOTER’Sマネージャー兼マスコットキャラクター。
現在はアル中の為、特にマネージメント能力を発揮しているワケではないお荷物と課している説があるが、なんとかお気楽キャラで誤魔化し誤魔化しでマネージャーのポジションを保持している…と言われているが、詳細は明らかにされていない、バナスクの秘匿的存在である。「実は“中の人”がバナスクメンバーの間でコロコロ変わっている」なんて噂があるが、なめ蔵の情報を探ろうとした者は、老若男女問わず、街中で九条ネギと思われる凶器で数十回も殴られて記憶を失ってしまっている。

ということでブログをお楽しみください。

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