【激太りの原因】3年で30キロ太って変わった15のこと【デブログ】

コラム

こんにちわ、トノハジメでございます。

さて、以前から書いている通り、私は自身の平均体重から大幅に増量してしまった。そのキロ数、なんと約30kg。ざっと拒食症の女性1人分といったところだ。

しかし、私は昔痩せていた。そんなことを言っても、最近に会った初対面の人には割と本気で鼻で笑われてしまう。悔しい!

その原因の多くが今まで就業していたADであったかもしれないのは、先日のブログにも書いた通りであるが、30kg増えているという事実が、私の生活にどのような変化をもたらしたのか?

憎きガリガリの人々には分からないであろう、“モンスター”の悩み。

それを赤裸々に15個書いていきます。

デブになってこうなった!!

◆イビキがうるさくなった

私は高校時代、「(授業中に)寝ているのを観た事がない」なんて友人に言われた事がある。

それは何故か?実は私、全くイビキをかかずに寝るという超人テクニックを持っていたのだ。ただし、それは学生時代。今となっちゃあ、半径5mを難聴にさせるのでは、というくらいの騒音のイビキをかくとのことだ。昔はイビキをかく人をバカにしていた。

しかし、そんな私が笑われてしまっているのだ。なんたる無念。

◆腰痛になった

先日のブログでも書いた通り、18〜20歳の頃に定期的にスポーツジムに通っていたのである。昔話で非常に恥ずかしいが、若干ながらも健康には気を使っていたのだ。

とはいえ、今じゃこちらも見る影もない。ただ、健康診断のお医者さん曰く(元々が太ってないので)スラッとした骨格に大量の肉がつくという、所謂「チキンレッグ状態(実際に言われた比喩)」である為、腰にやや負担がかかっているらしい。そんなこともあり、時たまに腰を痛める。

ちなみに、18歳の頃にスポーツジムに行った理由は、私と同じく映画好きで、尚且つ体格がすんごい良かった友達に勧められ観た『オーバー・ザ・トップ』という、シルヴェスター・スタローン主演のアームレスリングが題材の映画にいたく感激してしまったからで、あのスタローンの太ッい上腕二頭筋に憧れたからだ。

今じゃ、親に「どけ!曙!」と言われる。ああ、涙が出てくる。


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◆親戚を不安にさせる

太ると一番気にしてくれるのは両親や兄弟でもなく、おそらく親戚だと思う。僕の親戚、情に溢れており面倒見も良く、尚且つ結構優しい。

しかし、仕事を初めてからというもの、会うのは1年に1回くらいに。会ったら「人でも死んだか!?」というくらいに驚かれるのだ。もちろん、私が太ったということに。当然、「そんな見た目変わったら死んじゃう」とか「将来は…」と本気の心配をしてくれる。目頭が熱くなる話であるが、「じゃあ、痩せれば良いじゃん」とあなたは思ったかもしれない。一言残しておこう。その通りだ。

ちなみに、特にそのウェーブがくるのが冠婚葬祭の時。絶対に真面目に言われるのだ。これは「痩せる」という思考へのガソリンの如き燃料なのだろう。

◆激太りの証明“妊娠線”がある

「妊娠線」というと、妊婦のお腹を見たことがない人や家から出ていない自宅警備員の人は、パッとは想像できないと思う。単純に言うと、お腹周りの皮膚が脂肪の増加についていけなくなったことによる、皮下脂肪の肉割れである。

「え?バナナマンの日村とか響の長友とか、お腹出している芸人にはないよ!」

あなたはそう思ったであろう。そもそも昔っから太っている人は皮下脂肪が慣れてしまっているので、所謂“妊娠線”が出来るわけない。一瞬でもそう思った人は、そのメカニズムをよ〜く考えて勉強したまえ。

で、妊娠線の何がいけないの?という話であるが、この妊娠線は割と見た目が汚いのが特徴なのだ。ミミズ腫れみたいな見た目が特徴の為、お腹を見られる機会があると「うわ、汚ね」みたいな雰囲気になるのである。最悪なのが、プールやらビーチに行った時だ。ほぼ100%の確率ででイジられる。まあ、そもそも割れる前に痩せろや、って話なんだが、時はすでに遅し。時計の針は戻らない。


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◆「前に会った時よりも大きくない?」と言われる

デブになって一番ズシッとくるのがこの一言だ。

しかも、結構言われる機会が多い。「いや、体重的には変わっていないよ!」と言いたいところだが…正直言うとちゃんと計っていないので、本当に大きくなっている可能性(理由は次項の体重計)があるのがまた悔しい。

◆体重計を捨てた

スポーツジムに通っていた時、私は「ああ、今日は2キロ増えてしまった」と体重計に乗るという、結構女子力マンマンな生活をしていた。

しかし、身体の体積や重量が増えた今、「体重を計る」という行為自体が現実に戻ってしまう、一番ショックを受ける瞬間なのだ。故に自分の家の体重計を処分し、現在の体重が分かる瞬間というのが、年1の健康診断ということになる。

その所為も含め「(もしかしたら)大きくなっている」かもしれないのだ。だから“体重を計る”という行為自体が嫌なのである。我ながら姑息すぎる。


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◆お酒を呑むとお腹が空く

20代前半の時と比べると、以前ほど浴びる様には呑まなくなった…というか呑めなくなったのだが、その代わりに来たのが“食欲”という怪物。

私は幼少期・学生時代と今を比べても、少食…まではいかないにしても大食漢という訳ではなく、ご飯なども量ではなく質(食べ方)にこだわる人間の為、割といっぱい噛んで食べる。というかそう教育されて育ってきたのだ。しかし、この食べ方のいけないところが、「え?このタイミングでお腹減るの?」となってしまうところ。

例えば飲み会後のその夜(深夜)は本当のレッドゾーン。お酒を呑んだ時は誰しも判断能力が鈍っている。もちろん、呑んでいなければ(たとえこの体型でも)我慢は出来る。しかし、お酒の入れた日は違う。食べちゃうのだ。

お酒でも太り、ご飯を食ってまた体重が減る。思えば「そりゃ太るわ」という感じである。そして、食べてしまって自己嫌悪に陥るのだ。

◆足が臭い

「デブの人はよく汗をかく」とよく言われるが、それは事実だ。間違いなく私は発汗量が増えている。実際にデブが汗をかく理由も、医学的にはちゃんとした根拠があるらしい。

汗というのは放っておくと徐々に臭くなるのが特徴であるが、特に臭いが集中してしまうのが足の裏であろう。

「あれ?俺臭くね?」と思う時は時よりあり、靴の臭いを嗅いで「なんじゃこりゃあ」となるのは常。

最悪なのが、何日か泊まった時のちゃんと洗っていない足。実は昨年の年末、バナスクメンバーのぎっちぽん君の家に泊まりに行った際に、あまりにも僕の足が臭くて「ちょっとファブリーズして!」とひと騒動が発生。流石にその日はすぐにお風呂を借りて、足も入念に洗わさせてもらった。

正直、足が云々よりも「自律神経がイカれたんじゃ…?」と一人で不安になったが、そもそも原因は他でもなく“仕事で泊まっていた”ことと“太った”こと。言い訳は無用だ。

◆借り物や特注の服が不安

この間、プライベートでとある場所にラフティングに行った。ラフティングは安全対策の為、ライフジャケットをしないといけないのだが、いざ借りてみるとサイズが合わない。一番デカいサイズなのにだ。ベルトで調節してもらいやっと着れたものの、それでも「うぐぐ…」という…まるで竹筒に入った鰻の様な状態だった。

これだけでなく、借り物の服は本当に不安。自分で買ったジーパンもギリギリでサカゼンではないものの、もう一段階大きく太ってしまえばおそらくホン●ャマカの●ちゃん。オーバーオールだけは嫌だ。

そして一番嫌なのが、仕事などで特注の服を作る時。一般のサラリーマンなどはあまり遭遇しないと思うが、僕のこれまでの仕事ではそういう特注の服を発注することが度々あった。発注の際には自分のサイズをちゃんと言わなければいけない。当然恥を忍んで、といったところ。何故かというとサイズに嘘をつくと、パンパンの服を着るハメになるからだ。いやあ悲しい。


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◆昔の服が着れない

ギリギリでサカゼンではない、とは先述の私の弁。

おそらくだが、現在の体重・体型は私のマックスの状態である、というのに異論はないだろう。

言わずもがなだが、昔の服は一切着れない。何故なら全てメンズのMサイズだからだ。破けてしまう。しかし、いつでも着れる様に今でも残してある。一応、目標として。

一生着れないんじゃないか、と薄々思っているが。

◆デブタレ&デブネタが笑えない

正直、「デブタレ」という存在もデブネタに関しても、僕は一切笑えないのだ。表立った場所ではアハハなんて笑うも、内心笑ってないので、一人でテレビを観ていてデブネタが出た時にはドライも良いとこだ。

“面白い”とか“面白くない”とか、そういう話ではない。悔しいのだ。


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◆デブネタに否定が出来ない

例えば前述の「前よりも大きくなってない?」なんて言われると、毎回どうして良いか迷う。たぶん指摘した人の通り、大きくなっている可能性があるからだ。

太っている自分が言うのもなんだが、「デブ」とは怠惰の結晶。醜い輝きを放つ。

否定してしまうと、「いや、俺はデブじゃないし」と言っていることになる。いや、お前はデブなのだ。ということもあり、デブのネタに対し否定が出来なくなるのだ。

◆周りのデブと比べてしまう

前に仕事場の先輩に言われたのだが、デブはまず自己保身から喋る。間違いない。正直、私はそうじゃないと思うのだが、確かに「実はこの人、自分のことデブと思ってないんじゃ?」と思うデブが居るのも事実。

そんなことを私は周りのデブに対し思っている。

そして、周りのデブもきっと「いや、コイツよりも痩せているから大丈夫」と、デブ特有の思考を働かせていることだろう。そう思う時点でデブなのだが、(僕はギリギリ大丈夫だが)デブは基本的にプライドが高い。デブにプライドなど存在してはいけないのだ。だったら痩せてしまえ、という話なのである。だからデブなのだ。デーブ!デーブ!そもそも本当はこの世にデブなど存在してはいけないのだ!

 

は!僕自身が、自分と周りのデブを比べていた!これは悔しい!

 


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◆提供されるご飯が多い

太った理由は人それぞれだが、私は何も太りたくて太ったわけではない。まあ、それはどのデブも同じと思うが。

ただ、私の太り方は特殊だ、と昨年も今年も健康診断で言われた。先に書いた通り、私は大食漢ではない。お茶碗一杯のご飯におかずナシでも平気で満腹になれる人間だ。私が“多かった”のはご飯の量ではなく、ご飯を食べる回数だった。

健康診断で毎年医者に驚かれるのが、(体型の割に)血糖値やら血圧の低さだったり、呼吸器も特に以上なしだったり、医者もお墨付きの健康体型なのである。このブログの後にもし大病を患ったら「ああ、もう運が尽きたのだな」と覚悟せざるを得ないくらいだ。とはいえ、医者は「女の子みたいな食べ方だからですかねぇ〜」と首を捻る。

で、そんなことはどうでも良いのだが、普通の方は「身体が大きいから一杯ご飯を食べる」と思ってしまう。それは当然だ。どう見てもお腹にご飯が詰まっているんだから。

先日、とある用事でとあるバナスクメンバーの実家に泊まることになったのだが、翌朝に宿泊先のお母様が作ってくれたご飯を、お母様が想像していた予想以下しか食べなかったから、宿泊先のお母さんが「(いっぱい食べそうなのに)なんで食べないのかねえ」と、私が去ってから首を傾げたらしい。とはいえ、満腹が早いのだからしょうがない。実際、いつもより食った方だった。

また、定食屋なんかに行ったりすると、ご飯の量が勝手に大盛りになっていたりする。「ああ、こんな食えないな…」と残したは良いものの、「え?もしかしてダイエット中?」みたいな感じがバリバリに出ている目線は正直結構くるものがある。

デブがそんなに食べなくても、ご飯食べ切れなくても良いじゃないか。

◆寝起きに手がシビれている

これぞデブの特徴。寝起きに手がシビれている。

デブはイビキも大きいし、寝返りをうつ時も大津波の如く大迫力だ。ただ、寝返りをうって犠牲になる身体の部位がある。それが腕だ。

私は基本的に寝始めは仰向けで寝るのだが、寝返りをうった際にうつ伏せになり、そのまま全体重を腕にのしかけるという身体の体勢になることが多い。寝ているので、その腕は巨体から逃げる事が出来ずに、全体重の不可を受けながら数時間を過ごすことになる。

当然ながら腕は鬱血状態。寝起きと当時に身体中の血流が腕に集中するのだ。朝から腕のシビれが治っていく様子は、とても不快極まりない。

これこそ、「いや、痩せれば良いじゃん」って話だが。

 

まとめ

ちなみに私は現在、そんなデブの生活にシンドさを感じているので、前職の有給をマックスまで消化しつつこの1ヶ月くらいほぼ毎日水泳に。別に泳ぎは下手じゃないので、(2時間制の中で)時間が許す限り泳いでいる。実は上に書いた“昔着れなかったTシャツ・服”が徐々に着れる様になってきているのだ。ただ、その嬉しさに喜んでいるのは私自身だけ、というのがなんとも皮肉。

何故なら私はまだまだデブなのだ。痩せなくちゃ。

BANANA SCOOTER’Sの用心棒兼コンポーザー。元民放テレビ局AD。自称・関東イチ映画とテクノ・ミュージックを愛する男。ダイエット中。またサブカルチャーへの造詣もかなりのもんです。趣味はディスクユニオンでポンコツCDを購入すること、どうでも良いことに対しての長い作文作成。

故にそんなブログを書くと思います。

しょうもない内容の記事が多いですが、本人曰く「至って真面目」に“しょうもない記事”を書いているとのことです。

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