どうも!映画評論家のおすぎむら昆です!
今週はアウトローなポリスムービー映画をテーマにレビューしていくわ!
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」【10/100点】
つまらなすぎて蕁麻疹が出た映画よ!
しかも映画館で観たの!大爆睡したわよ!
やっぱりアタシはこういう少女漫画的なストーリーは向かないのよね!ちなみに最近見直したんだけど…感想は変わらないわよ!
ラストで唐突に銃撃戦とかになったらまだ評価高くしていたわ!もう!
「ヴァンパイア/黒の十字架」【20/100点】
なかやまきんに君の鉄板ネタ「マグマスパゲティ」でのフリの音楽でおなじみ、『It’s my life』のロックバンド「Bob Jovi」のジョン・ボン・ジョヴィが主演したバンパイヤスレイヤーモノよ!
実は『ヴァンパイア/最期の聖戦』というホラー映画の巨匠ジョン・カーペンター監督作の続編となんだけど、「続編モノは当たらない」というジンクスにマルっと乗っかったようなとんでもない愚作!
※前作はめちゃくちゃ面白い
そんなこともあってか、「ボン・ジョビ主演!」というこれ以上ない事実があるにもかかわらず、アメリカでは記録的な大ゴケをかまし、日本では劇場未公開となった。
※念の為言うと、その当時…はたまた現在に至ってもBon Joviの人気が下火になっているワケではない。
とはいえ全部が全部ダメというワケでもなく、ちゃんと怖いシーンもあるのでこの部分には10点を加点!
ちなみにここまで書いておいて、アタシはこの映画、実は半分くらいまでしか観ておりません。
やあああい!
「カスタムメイド 10.30」【5/100点】
アタシが学生時代(戦前)の時にとっても好きだった、当時ポップティーン人気モデルの木村カエラちゃんが主演した音楽映画よ!
「可愛い!」
「つまんねえ!」
「可愛い!」
「つまんねえ!」
と交互に繰り返される感情の波が原因になって、
思わずひきつけを起こしてしまいそうになった映画で、アタシはこの作品鑑賞以降「あぁ、“可愛い”とか“好きな芸能人”とかで映画観ると後悔するんだ」と鑑賞当時15歳(復員前)のアタシは学んだのでした。
※裏を返せば、この作品の鑑賞のおかげで観る映画の幅が広がったとも言えるわ!!!
奥田民生の「さすらい」がこんなに悲しく聴こえる映像作品を、アタシはこれ以外に知りません。
とはいえ、アタシの学生時代当時(戦前)に、MTVやスペースシャワーTVで頻繁に流れていた「happiness!!」のMVの流れを汲んだ、(文字通り)“死ぬほど可愛い”木村カエラの恵まれた容姿は抜群で、キャプチャーだけならいつでも見たくなります。キャプチャーだけなら。故に5点は木村カエラの容姿に対する点で、残りは価値がありません。
…アタシ、オカマだけど。
「アリー/ スター誕生」【65/100点】
イタリア系とのことでパスタとピッツアが好きそうなアクの強い顔で、芸能界のマッシュルームヘアの女帝ことトットちゃんに対等な戦力で戦ったこともある「レディー・ガガ」。それと、もろアイルランド系の顔立ちに高身長で、ハリウッドで最もハイネケンが似合うハリウッドスターNo.1(アタシが決めた)こと「ブラッドリー・クーパー」が共演した、“スター”の成り上がりと凋落がテーマのラブストーリーね!
成功への希望を捨てないアリーの恋人と、その恋人のマジ鬱気味歌手の役がブラッドリー・クーパーなんだけど、まあおセンチで切ないお話。
言うなればケータイ小説とかでかなりありがちな設定とも言えるけど、そもそもこの作品自体、同名の映画の実に3度目のリメイク作品なのだから、まあそれは仕方がないところネ!
ネタバレはしないけど、少し鬱展開な映画だから注意!
アタシは嫌いじゃないわ!人生山あり谷あり!アタシは竿あり。従姉妹の名前は「サオリ」。
ちなみに、ブラッドリーが演じるジャクソン、「アル中」って設定なんだけど、アリーがスターとなりグラミー賞を授与される時、とうのジャクソンはというと(泥酔をしてるから)オシッコを漏らしながらステージに上がってしまい大波乱になる、なんて衝撃の場面があるんだけど…飲み慣れてない頃に似たような経験をしたことがあるからなんとも言えない気持ちになったわ…
あ、この映画、元々はデスチャのビヨンセで映画化しようとしてたらしいんだけど、それも観てみたかったわね!
「太陽を盗んだ男」【85/100点】
今や場末のバーや高架下の飲み屋街で呑んでそうな風貌が特徴で、その雰囲気から“ソープ”…ではなく“トルコ風呂”という言葉が似合う芸能人No.1「ジュリー」こと沢田研二。
自身のコンサートにて、2~3時間のタイムスケジュールのおよそ半分以上が政府批判・政治論を語る場となり、痺れを切らしたファンたちが「ジュリー、歌聞かせて~」と叫ぶと、「黙っとれ!」「嫌なら帰れドアホ!」とまさかのブチ切れ叱責をしたという衝撃のニュースも記憶に新しいけれど、ジュリーはさかのぼること70年代、本当にアイドル的な人気があったのよ~!
『勝手にしやがれ』などは皆さんも知っているわよね?
ホント中性的な風貌ですごい素敵だったんだから!アタシの親も大好きだったらしいわ!
そんな人気絶頂の中出演したのがこの『太陽を盗んだ男』。共演はこの映画のちょっと前まで『仁義なき戦い』シリーズなど東映ヤクザ映画群の数々で主演を務め、ヤクザをボコりヤクザからボコられてた菅原文太。
この映画がまた、ものすごいノンストップアクションで、邦画らしからぬアクションのつるべ撃ち。
その中でも車を数十台も用いた邦画史上最大規模と云われるカーチェイスがあるんだけど、なんと首都高で数十台で撮影するという後にも先にもない前代未聞の場面…しかもなんとこのハードなカーチェイス場面は、全くの無許可によるゲリラ撮影であったという衝撃!
他にもアナーキズムの塊かのようにゲリラ撮影だらけ、激しいアクションだらけなので、色んな意味で息をつかすことが出来ないアクション映画よ!
こんな面白い映画なのに、あんまり売れなかったらしいんだけど、それはひとえにタイトルのダサさが原因かもしれないわね!
まさに邦画の隠れた名作よ!
今回は以上よ!来週の連載も楽しみにチンチンおっ立てて待ってるのよ!



映画評論「アンタのナマコに塩塗り込むわよ!」連載中!
好きな映画のジャンルはカルト系から一般エンタメ映画まで様々。
自身の男性器を素手で引き千切っているゲイなりの斜に構えた観点で映画をレビューして興奮している変態。
夢は帝国陸軍士官を主人公にしたヒッチコック風のサスペンス映画を監督すること。
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