あなたの耳からこんにちわ、トノハジメです。皆さま、三連休はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日このブログで取り上げるのはユーチューバーです。HIKAKINなどの人気ユーチューバーの活躍により、なんと最近では「小学生のなりたい職業ランキング」で上位にランクインするなど、タレント的な人気を獲得しているみたいです。ちなみに、僕の甥っ子も地上波のテレビを見るよりも、YouTubeや動画配信サービスを見ている時間の方が遥かに長い模様です。これも時代といったところか。昨年からは元SMAPで前科アリ露出犯の草彅剛さんが“ユーチューバー草なぎ”としてYouTubeのアカウントを開設。「ジャニーズ時代だったら絶対に出来なかった」とメディアを騒がせました。
ちなみに最近じゃ、『仁義なき戦い』俳優・辰兄の娘で元祖ハーフタレント・梅宮アンナもYouTubeアカウントを開設したらしい。どの層に向けて開設したんだ…?
とはいえ、HIKAKINインスパイアのユーチューバーが増えたことにより、「どうも!●●です!」的な『誰に向けてんだ!』と思ってしまうクソ挨拶、10分間くらいのひたすらクソ長い商品紹介、クソどうでもいい休日密着、1カメしか使わないクソブツ切り編集、凝りに凝ったクソカスタムサムネイルなど、同じようなユーチューバーが乱立し、目立ちたがり屋が一山当てようと必死です。中でも腹立つのが、「チャンネル登録お願いしま〜す」とか「オフ会やりま〜す」とかの告知ですが、ちょっと面白いじゃんと思っていた矢先にそんな告知をされると萎えてしまいます。ゲキ萎えです。
遡ること5〜6年前に吉本のベッピンお笑い芸人、桜 稲垣早希ちゃんが「アピールしすぎる女ユーチューバー」というネタをCXの『みなさんのおかげでした』で披露していましたが、当時は「こんな人いる!?」と思っていたものの、今現在では本当にそんなユーチューバーだらけになってしまいました。それもやはり時代なのでしょうか…?
ちなみに桜 稲垣早希ちゃん自身も、現在では数あるユーチューバーの一人と化しているようです。。。お前がそうなってるやないか!。。。残念。。。
さて、そんな飽和状態のYouTubeに一石を投ずるユーチューバーが最近活躍しています。
そのユーチューバーの名前は「不二子」さん。『ルパン三世』に登場する“峰不二子”を思わせるようなセクシーな名前。先にプロフィールを紹介しておきましょう。
名前:不二子(ふじこ) |
職業:新人パチンコライター |
お住まい:東京 |
趣味:カラオケ |
好きなもの:酒、タバコ |
まあ、ワイルド!ヤンキーJKのようなプロフィールです。実はこの紹介するYouTubeアカウント、只のパチンコレビューする素人のアカウントなのですが、登場する(今回紹介する)不二子さんが非常に強烈。それは次のご本人のご尊顔を見れば分かる。
ということで本人のお写真を貼ります。
ババa・・・!!!
そう、おばあちゃんなのです。1937年生まれの御年81歳。分かりづらいので、同年代の有名人をご紹介。
【1937年生まれの有名人たち】
と、1937年生まれの有名人。みんな大御所なワケです。また、1937年というと「ヘレン・ケラーが初来日」「ヒンデンブルク号爆破事件」など歴史的事件も多く発生。そんな年に生を受けた不二子さん。
1年前からYouTubeアカウントを開設。平均動画再生回数は10万回くらい、チャンネル登録数は約4万人、動画数は38本(2018年7月15日現在)。実は割と人気のアカウントなのです。本数に対しての平均再生回数で言えば、草彅剛超えをしているかもしれない。上げている動画もかなりバリエーションにとんでいます。これに関しては見てもらった方が分かりやすいと思います。
このように多彩な芸風である。侮れないぜ81歳。しかし、よくよく考えてみたら疑問を感じてしまう部分が。
上記のページを最新の動画から過去の動画まで順番に辿ってください。
きっと、あることに気がつくはずです。
・・・・
パチンコレビュー、たった3つだけ!?
不二子さんのご紹介で私は「新人パチンコライター」と書きましたが、そのレビューをしている動画…なんと3つだけ。その他の35本の動画は「お散歩」「商品レビュー」、なんと「昔話の朗読」などです。おばあちゃん、自由すぎる。
内容というとかなりシュールなもの。
ということで、いくつかおすすめの動画を紹介。
まず最初。動画群の#10『ラジオ体操しました』
不二子さんがラジオ体操をするだけの動画です。
実は私、個人的にラジオ体操の音源が欲しくてYouTubeの動画を漁っていたのですが、不二子さんとの出会いはこのYouTubeサーフィンがきっかけです。まず目を引くのが入れ歯感たっぷりの不二子さんの前フリ。ここで私、トノハジメは心を奪われてしまった。デヴィッド・リンチばりのシュールさです。前フリは約20秒。動画の尺は3分“ほぼ”ぴったりなので、残りの2分半は不二子さんがずっとラジオ体操をしている“だけ”なのです。動画の作成意図が分からないまま、動画が終わる感じ。まさに「懲役3分」。当然ながらパチンコ要素は皆無なのです。
ちなみに、フルで体操していません。謎の白飛びカットインでチョイチョイ端折っているという謎の展開。しかも1分ごとに発生。私自身「パソコン壊れたか?」と勘違いしてしまいましたが、意図的なモノでした。演出意図は不明です。
次は#2『商店街を散歩しました』
不二子さんが中板橋商店街を歩くだけの動画です。板橋区在住なことがバレバレ故に、「不二子さん、そんなに見せちゃって良いの?」と思ってしまう動画です。この動画は他の動画と比べても割と普通の内容の動画なワケですが、この動画では不二子さんにも勝る謎の人物が登場します。それがコイツ。
動画で不二子さんを引き止めてベビーカステラを差し出す、一切目を合わせない兄さんなのですが、不二子さんの年齢を聞いた途端に「うちのおばあちゃん67歳で死んだ」「(死んだ理由)分からんけど死んだ」など、自分の婆ちゃんが死んだ話を延々するという鬼畜。去り際には「来年もまた来て」的なことを言う。来週ではなく、「来年」なのです。
(来年は)死んでるかも前提なのです。
もしかしたらサイコなのかもしれない。
次は#32『お久しぶりです。ペヤング超超超大盛りGIGAMAXを紹介します。』
この動画に関しては、動画の前に内容を説明しておきます。
文字通りペヤングを紹介するだけの動画。
大食いのヤツでさえシンドくなるというペヤングの商品を不二子さんが紹介をしているワケですが、紹介動画のクセに「あんまりカラダによくありません」という正直な感想を述べる不二子さん。「美味しいですよ」とは言っているものの、絶対に事前には食べていない。私には分かる。
で、紹介動画といえば、ユーチューバー自身の実食的な場面ですが、この動画はその部分が実にユニークなのです。
なんと、「それよりも…」と言って『のどごし生』を飲み始めるのです。
ペヤング食わねーのかよ!
ちなみにこの動画だけでなく、最近の食べ物レビュー系の動画のラストは全部『のどごし生』で〆るワケです。食べることもない。何故、このナゾ展開をオチにしているのかは不明です。
最後は#25の謎の記念企画『不二子が質問に答えます。』
こちらの動画も動画の前に内容を説明しておきます。
まずこちらのキャプチャーを見てください。よ〜く見てください。
「MACHI cafe」の文字。
そう、ローソンの店内で撮影しているのです。
何故、ローソンで撮影をしようと思ったのか。
何故、レジ向きに撮影しようと思ったのか。
周りの人も「え?」と思っているのか、動画中には何回もお客さんが覗き込んでくるワケです。もはや、哲学です。現代の『2001年宇宙の旅』です。
さらに、グッと来たのが「好きなYouTuberは誰ですか?」という質問。
この際の回答は神がかっている。衝撃でした。
「亡くなった大川橋蔵さん」
調べてみるとこの大川さんという方、1984年に亡くなった歌舞伎役者です。
ユーチューバーじゃねえじゃん!
もしかしたら大川ジュニアがユーチューバーなのか、はたまた不二子さんの中で「えっ?それどこのバック・トゥ・ザ・フューチャー?」的なタイムラグがあるのか、疑問が尽きない回答に思わず呆然としてしまいます。
その後も「可愛いって良く言われてた」「家を建てたい」など自由な回答を繰り広げる不二子さん。
マジで無敵だぜ。
ちなみに、「健康の秘訣」として“おビール”と答えている不二子さん。
愛飲しているのは『のどごし生』。
いや、待てよ・・・。
それ、発泡酒やないか!
他の動画でも「やっぱりビールですね〜」と述べる不二子さん。もちろん、持っているのは『のどごし生』。
正直言います。全部話しますね。
それ、発泡酒やないか!
ということで、こんなユーチューバーも居るんだという衝撃のリポートいかがでしたか?子供たちも「なりたい!」というユーチューバーも多様性に富んでいるということでしょうか?
ちなみに、この不二子さんの再生回数の話に戻ると、平均10万回再生というと、我々バナスクのゴミ動画垂れ流しYouTubeアカウントの平均再生回数の1万倍。
ちなみに、一番再生回数が多い動画はこちら…
バナスクは小遣い稼ぎたいんだから見てよ!
ということで、今後もこのような素敵な方を見つけたらご報告致します。
それでは、次回。ちゃお。
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BANANA SCOOTER’Sの用心棒兼コンポーザー。元民放テレビ局AD。自称・関東イチ映画とテクノ・ミュージックを愛する男。ダイエット中。またサブカルチャーへの造詣もかなりのもんです。趣味はディスクユニオンでポンコツCDを購入すること、どうでも良いことに対しての長い作文作成。
故にそんなブログを書くと思います。
しょうもない内容の記事が多いですが、本人曰く「至って真面目」に“しょうもない記事”を書いているとのことです。
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