【ダサかっこいい音楽PV】第16回:色使いが目に悪い 2 Unlimited – No Limit

コラム

皆さんこんにちわ。

孤高のマネージャー、松任谷なめ蔵です。

我らがみんかとぅがおよそ2年近くにもなる喘息の為、ブログをやめていたことに痺れを切らした私が、今回はダサいけどカッコイイPVを紹介。

その前に。

日本では定期的にダンスミュージックブームが発生して(そして割と早く収束し)いますが、そんな今のEDMブームに先取ったかのような現象を先取ったのが、ベルギーのテクノグループ「2 Unlimited」。現在ではディスクユニオンに行けば、かなり安い値段で中古品が販売されているグループですが、バッキバキのテクノミュージックに女性と男性のボーカルは、かのglobeにも影響を与えたというらしいです。

ということですが、今回紹介するのはそんな2 Unlimitedによる代表曲『No Limit』のPV。これがまた“カッコイイ”けど“ダサい”んです。

どうでしょうか?ドギツイ色使いと妙なカット割り。90年代初頭に活動した2 Unlimitedも、今の目がこえた人間から見ると絶妙なダサさを感じます。

『No Limit』と言えば、吉本興業の伝説的ダンスグループ「吉本印天然素材」の代表的ダンスナンバーとしても知られています。そもそも「吉本印天然素材」とはなんぞや、って話ですが、現在も第一線で活動するナインティナインや雨上がり決死隊などを中心として結成されたダンスとお笑いを融合させたグループで、当時は本当にアイドル的な人気を誇ったというグループ(僕自身は全然世代の後なので全く知らないですが・・・)。そんな皆さまが、後にモーニング娘。やAKB48のダンスの演出を担当するダンス演出家の夏まゆみ先生指揮の元、踊っていたのがこの『No Limit』。

 

さて、問題はこのダサいPVの話に戻ります。ダサい理由は何か?例えば近未来的なシルバーを貴重とした衣装。昔々、『バーバレラ』という60年代SF映画がございまして、中学生の時に興味本位で観てみたら、あまりの中身無さと目に悪い色使いに霹靂して20分程で鑑賞をやめたことがありました。

理由は何故か?

実は原色の色合いが効きすぎて目に悪いと感じたのです。そもそもの「面白い」とか「素敵〜」とか、そもそもの第一感想であるべき感想をすっ飛ばしてそんな気持ちになったのです。この2 UnlimitedのPVもまさにそれで、原色を使いすぎてて集中が出来ないのです。

そもそも90年代初頭のワールドファッション事情というのは、今の韓国のファッション業界のように、ファッション発展期だったこともあり、「原色を使えばオシャレ!」という傾向もあったようです。

せっかくカッコいいトラックもPVの構成で「あれれ?」となってしまう。そんなことがわかるPVです。


No Limit (Extended)


No Limit

BANANA SCOOTER’Sマネージャー兼マスコットキャラクター。
現在はアル中の為、特にマネージメント能力を発揮しているワケではないお荷物と課している説があるが、なんとかお気楽キャラで誤魔化し誤魔化しでマネージャーのポジションを保持している…と言われているが、詳細は明らかにされていない、バナスクの秘匿的存在である。「実は“中の人”がバナスクメンバーの間でコロコロ変わっている」なんて噂があるが、なめ蔵の情報を探ろうとした者は、老若男女問わず、街中で九条ネギと思われる凶器で数十回も殴られて記憶を失ってしまっている。

ということでブログをお楽しみください。

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