どうもみなさん。明けましておめでとうございます。
松任谷なめ蔵です。
さて、皆さん。あの映画、もう見ましたか?
あれですよ、『ボヘミアン・ラプソディ』ですよ。
当サイトでは以前、バナスクメンバー全員で鑑賞し、「ああ…ほんまええ映画やったわ…」と品川プリンスホテルの真ん前で、良い歳をしたアラサー男性集団が感動の涙を流したことが、トノハジメ先生の手により記事(リンクはこちら)にされました。尚、バナスクメンバーのみんかとぅさん、ぎっちぽんさん、トノハジメさんの3人は、なんとすでに3回も鑑賞をしております。しかも全て3人ともほぼイツメン状態で。ホモかよ!
まあ、とは言いつつも本当に興奮し、感動できる映画なのは間違いないのですが、もちろん感動をしたのは我々だけではないのです。それは映画の興行成績にもちゃ〜んと現れています。『ボヘミアン・ラプソディ』は昨年11月9日公開後、興行通信社が発表しているヒットチャートランキングの上位を保持、「日本で公開された映画のヒット基準は“20億円”から」とも言われている今、なんと累計興行成績100億円をほぼ確実にしているとのこと。
※出典はこちらより。
また、先日行われたアメリカの映画祭「ゴールデン・グローブ」では、最優秀作品賞と主演男優賞(フレディ役のラミ・マレック)を受賞。飛ぶ鳥も落つ勢いとは、まさにこのことです。
ただし、皆さん。
この『ボヘミアン・ラプソディ』が撮影中にとあるトラブルに巻き込まれていたのはご存知でしょうか?
監督がクビ!
そう。この映画、撮影中にこの映画を担当していた監督がクビになるという、映画制作の存続に関わりかねないトラブルに見舞われていたのです。
※なんて言いつつも、「監督がクビ」という話は最近よく聞く映画ニュース。有名どころだと『ハン・ソロ』。最初は新鋭監督コンビが撮影していたが、ディズニーの逆鱗に触れたのか、撮影が途中からヒットメーカー監督のロン・ハワードにバトンタッチした。
実はこの作品を最終的に完成させたのはデクスター・フレッチャーという人。実は今年にエルトン・ジョンの伝記映画『Rocketman』を手がけている監督(そして熱狂的なアーセナルFCのサポーターらしい)ですが、最初から“ほぼ”終盤にかけて撮影していたのはこの人ではなく別の人物。
それは、おそらく映画が好きな人なら名前は聞いたことがある、『X-MEN』シリーズや『ユージュアル・サスペクツ』などで知られるブライアン・シンガーなのです。ガチホモの監督としても有名ですね。つまりはヒット作多数の映画監督だったというわけ。しかしながら、(事実上の)クビになったとはいえ、その理由は20世紀FOXとブライアン・シンガーの両者とも食い違いがある為、詳細はいまだに謎のまま。本当に何があったのでしょうか。
クビなったものの、監督としては「Directed By Bryan Singer」と冒頭からしっかりとクレジットされているのですが、先に書いたゴールデン・グローブではブライアンの話題はスタッフ陣・キャスト陣はほぼ封殺。完全なる腫れ物扱いになっていたのでした。
しかし、ブライアン・シンガー。クビになったとはいえ、作品賞受賞がよっぽど嬉しかったのか、自身のInstagramで撮影素材をアップし続けているのです。
これがなかなか興味深い。
前置きが長くなりましたが、今回紹介するのはそのブライアン・シンガーのInstagramからの動画。
@bryanjaysinger
映画を観た方ならなんとなく雰囲気で分かると思いますが、映画のラストを飾る場面「LIVE AID」の撮影場面です。
映画ではUKウェンブリースタジアムを埋め尽くすかのような4万人の観客の前で、華麗なるパフォーマンスを繰り広げるクイーンが描かれますが、撮影は実はこうなっていた。映像を見てお分かりになると思いますが、なんと観客(役)本当は100人にも満たないくらいなのです。マジか。
さらにすごい動画が、ゴールデン・グローブ前のお正月(1月1日)にブライアン・シンガーがアップした動画。
This Is It.
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これは実際に映画でも使用されている場面ですが、こちらの素材でも観客はやっぱり少ない。とはいえ、わざわざ再現ドラマの為に本当に4万人を集めるわけにもいかないわけですが、映像の映像の技術進歩と、さらには作品の構成のうまさを感じさせる動画になっています。
でも、やはりこのような無加工の素材で分かる、ステージ内でのキャスト陣や美術などの完全再現っぷりも素晴らしい。
ああ、僕ももう一回観たくなってきた!
そういえば、欧米では早くもBlu-rayの発売が決定したそう。特典には、映画内で2曲ほど割愛されていた「LIVE AID」の完全版バージョンが入るとか。
※映画内では「ボヘミアン・ラプソディ」「Radio Ga Ga」「ハマー・トゥ・フォール」「伝説のチャンピオン(We are the champions)」でしたが、実際にはその楽曲に加え、「愛という名の欲望」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を歌っています。あくまで推測ですが、「愛という名の欲望」はLIVE AIDでギターを弾いている(本編内では、弦楽器が苦手な設定になっている)から、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は中盤のハイライトとなる重要な場面で使われているからカットされている模様。あくまで「推測」ですが。
ちなみに前述の通り、日本では興行成績が100億円超えが確実。アメリカ以外での成績は本場のイギリスを差し置いて、ダントツで1位の成績だとか。
これは、この“LIVE AID”の完全版バージョンが特典に入るのは間違いないと言える!?
ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック) [ クイーン ]
Queen クイーン / Rock Montreal & Live Aid: 伝説の証 【BLU-RAY DISC】
みんかとぅが歌いながら漫談をする動画公開中
そういえば、我々のフロントマン、みんかとぅさんがこの『ボヘミアン・ラプソディ』を歌って語って、魅力を語る動画を公開中です。ギターのブライアン・メイを「ブライアン・オコナー(※1)」、晩年のパートナーのジム・ハットンを「ティム・バートン(※2)」と言い間違えるなど、「本当に3回も観た?」と思わず疑問になる場面が散見していますが、(かなりざっくりとはいえ)聞き応えのある動画になっています。
◆(※1)・・・『ワイルド・スピード』でポール・ウォーカーが演じた主人公の名前
◆(※2)・・・『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』などで有名な映画監督
聞いても一切徳はありませんが、もしおヒマなら聞いてみてください。
笑いながらも冷静なツッコミを繰り広げるぎっちぽんさんと、終始常軌を逸した爆笑を続けるトノハジメさんの両名によるガヤ音声も注目。
BANANA SCOOTER’Sマネージャー兼マスコットキャラクター。
現在はアル中の為、特にマネージメント能力を発揮しているワケではないお荷物と課している説があるが、なんとかお気楽キャラで誤魔化し誤魔化しでマネージャーのポジションを保持している…と言われているが、詳細は明らかにされていない、バナスクの秘匿的存在である。「実は“中の人”がバナスクメンバーの間でコロコロ変わっている」なんて噂があるが、なめ蔵の情報を探ろうとした者は、老若男女問わず、街中で九条ネギと思われる凶器で数十回も殴られて記憶を失ってしまっている。
ということでブログをお楽しみください。
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